第14週:瀬戸際の花嫁

(コピペ用→)今週の正典さん

第78回

● 怒涛の展開で草々と結婚することになった喜代美。新年早々の電撃的結婚報告を前に、さすがの正典も毒気を抜かれたかどこか精彩を欠くやりとりで小次郎に突っ込まれる有様に。『君みたいな男に娘はやれん』とか、『よしわかった。その前に一発だけ殴らせろ』とかも見てみたかったんだけど、それはそれでテレビドラマの見すぎか。

草々:「喜代美さんと結婚さしてください(頭を下げる草々、慌てて続く喜代美)」
(驚いた表情の糸子)
正典:「(驚いた表情で)いや、あの、え?」
(感慨深げにお猪口を口に運ぶ小次郎)
正平:「お姉ちゃんと草々さんと付きおうとったん?」
(首を大きく横に振る喜代美と草々)
正典:「なんど、そりゃあ
糸子:「喜代美、お母ちゃんは反対せんでぇ」
喜代美:「え?」
正典:「お、い、糸子ぉ」
糸子:「なんや?何が問題やの?」
正典:「あぁぁ、何がてぇ...」
正平:「まあ、まず歳が若いゆぅことやがな」
正典:「おお、それや」
糸子:「何を言うとんの。うちは今の喜代美の歳で喜代美を産んだんやで」
正典:「あぁ、ほうか...」
正平:「あと、付きおうてもおらんのに早急すぎるゆぅことや」
正典:「おお、それそれ」
小次郎:「何、正平に教えてもろっとんの」
糸子:「何を言うとんなぁ。この3年、草々さんは喜代美の兄弟子として、あれこれ面倒を見てくれなったんやぁ。これも全部わかっとるかるはずや。どんだけ喜代美が不器用か、どんだけ根性無しか」
(大きくうなずく草々)
喜代美:「ちょっと!」
糸子:「その上で、『喜代美と一緒になりたい』言うてくれとってんやで。結構やな」
正典:「それも......そうやの」
喜代美:「お父ちゃん、もうええの?」
正典:「ぃやぁ......お、お父ちゃんはな、いつかこういう日が来たら、『君みたいな男に娘はやれん』とか、『よしわかった。その前に一発だけ殴らせろ』とか、そ......そんなんあんのかな思とったんやけどな。......反対する理由、一つも無いな」
(正典を見る喜代美と草々)
(うなずく正典)

● そして晴れて結婚式の当日、朝から新郎の草々の姿が見えないということで急にテンパる喜代美。そこへ「独身最後の夜」と称して兄弟弟子たちと飲み明かした草々たちがやってきて、さすがにこれには正典もご立腹。お父ちゃん、完全にオチに使われてますがな。

正典:「おぅおぃ、草々君」
小次郎:「あかん」
(草々の前に進み出る正典)
正平:「ちぃと、羽目の外しすぎとちゃうけ?喜代美にこない不安な思いさせて」
草々:「すいません(頭を下げる)」
正典:「あんたみたいなええかげんな男に喜代美はやれん!」
小次郎:「あ」
糸子:「ちょっとお父ちゃん、今さら...」
正典:「この間は正月のめでたさでつい『ええ』言うてしもうたんや」
小次郎:「それはそれでええかげんな話やでぇ」
正典:「結婚は中止や!
小次郎:「あ」
糸子:「ちょっとお父ちゃん、落ち着いて」
正平:「他愛ないのう」
(数歩場を外す喜代美。それに寄っていく草々)
草々:「悪かった」
喜代美:「違うんです」
草々:「え?」
喜代美:「ほっとして。このまま全部スムーズに進んでしもうたら、この後どねなるんやろ、って。心配でしゃあなかったんです。お父ちゃんが反対してくれてよかった」
正典:「なんどそれは

第79回

結婚式の主役は"花嫁"だけど、影の主役である"花嫁の父"も影が薄かったような(´・ω・`)。

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